ハメハメ学園 転校生編【穂高波平】

ハメハメ学園 転校生編を読んでみた感想を一言で言うと、まさに「ハチャメチャ」の一言です。少子化対策のためにフリーセックスを推奨する学校という、常識では考えられない設定がまず面白い。転校生リナがこの学校に飛び込んでくることで、彼女の視点から物語が進行し、初めての環境に戸惑う様子がリアルに描かれています。 ダイゴとレイナというキャラクターの存在が、物語の中で大きなアクセントとなっており、彼らの自由すぎる行動がリナとの対比で際立っています。特に、彼らが繰り広げるドタバタ劇は、笑いを誘う要素満載で、ついつい声を上げて笑ってしまうシーンがたくさんありました。 また、イラストも素晴らしく、キャラクターたちの表情や動きが生き生きと描かれていて、ストーリーの楽しさを倍増させています。32ページという短さですが、濃厚な内容で最後まで飽きさせない工夫がされています。 学園ものの新しい形を楽しみたい方にはぜひ手に取ってほしい作品です。ノリの良いギャグと個性的なキャラクターたちが織り成すストーリーに、大満足でした。